好印象を持ってもらうための店舗内装設計
内装の設計・デザインは、ただおしゃれに仕上げればいいというものではありません。スタッフの作業動線がよく、なおかつ来店されるお客様にとって心地よい空間にすることが大切です。こちらでは、鎌倉・茅ヶ崎・藤沢・大和を中心とした地域で店舗内装リフォームを承るコージーホームが、内装設計のポイントをご紹介します。
ポイント1配電・給排水設備
特に飲食店や美容室の経営で大切になるのが、電気と水道。店舗内装工事を行う際に細心の注意を払わなければ、開店直前になって「電源の数(容量)が足りない」「受水槽の容量が足りず、水が適切に供給できない」「排水容量が小さく、排水が追いつかない」といったトラブルが起きてしまいます。
店舗に必要な設備の数と位置、経営規模を考慮して、適切な容量を確保できるか、適切に設置できるかを確認したうえで設計・デザインを行う必要があります。
ポイント2照明
照明は、お店のイメージをコントロールする大切な要素。昼夜で印象を変えたり、飲食店なら提供する料理をより美味しく見せたりすることができます。
照明を調光タイプにすることで、時間帯によって、あるいはお店の演出によって光量を変えることができ、印象に変化を付けることができます。また、調光タイプにして光量を抑えることで照明の寿命が伸び、また節電にもつながります。調光はハロゲン照明、LED照明などが対応しています。
食べ物が美味しく見える、あるいは実際に美味しいと感じる色は料理によって異なります。一般的には、和食には橙色の照明、洋食には白色の照明が合うとされています。そのほか、それぞれの料理によってマッチする照明は違ってきますので、飲食店を作る際には、気にしてみるといいでしょう。
ポイント3動線・陳列
物販店(雑貨店)を作るなら、気にしたいのが動線と陳列です。店先からお客様を店内へ誘導し、効率的に商品を見てもらうための動線と陳列方法を考える必要があります。
人間は無意識に左回りに動くという習性があるのをご存知でしょうか。これは、心臓を始めとした臓器が左に集まっているからと言われています。この習性を利用し、多くのコンビニやスーパーでは、左回りの動線が採用されています。この導線を意識して、手に取りやすいものを手前に、目玉商品を奥に、というような動線の店舗設計がおすすめです。
より効率的に商品を売るには、商品を陳列する高さにも気を配りたいところ。陳列の高さと商品の取りやすさには以下のようになっています。陳列の参考にしてみるといいでしょう。
A.目線と同じ~やや下 | もっとも目に入り、手に取りやすい高さ。一番売りたいものを置くのがおすすめ。 |
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B.目線のやや上 | Aの次に手に取りやすい高さ。やや高価なものを置くといいでしょう。 |
C.少ししゃがんで見る高さ | 大きく姿勢を崩さずに確認できる高さ。定番商品を置くといいでしょう。 |
D.その他 | 目線よりも大きく上の場所はポップ類を配置するところとして、下の場所はストック置き場として使います。 |
※お客様の層(年齢・男女)によって異なります