店舗内装を考える際のポイント
店舗内装の施工には、多くの費用と時間がかかるもの。これらを無駄にしないためには、リスクを最小限に抑え、もっとも効果的な手段を選択することが大切です。こちらでは、鎌倉・茅ヶ崎・鎌倉・大和を中心とした地域で店舗内装の設計・施工を承るコージーホームが、失敗しないためのポイントをご紹介します。
「また来たい」と思わせる内装を目指す
外観に惹かれて入店したお客様も、内装がイマイチだったら2度目の来店は難しくなるでしょう。まず1度来てもらうことは大変重要ですが、「また来よう」と思わせることはさらに重要。つまり、外観だけでなく内装も次の集客に向けては大きな意味を持つのです。
ポイント1.「統一感」のある内装でお店を強力に印象付ける
開店から継続的に黒字経営している店舗の特徴として「内装に統一感があること」が挙げられます。もし、店舗のコンセプトが定まっておらず内装もちぐはぐだと、散漫な印象になってしまい、なんのお店だったのかすぐに忘れられてしまうでしょう。しかし、コンセプトを定めて統一感を持たせることで、「アジアンテイストの店」「和風モダンの店」など、お店のイメージをお客様に強く印象付けることが可能。これによって次の来店へつなげやすくなります。
ポイント2その店だけの「特別感」を演出する
お客様はなぜそのお店を選ぶのか――それは、そのお店だけが持つ「何か」、つまり「特別感」に期待するからです。その特別感は、料理やサービスはもちろんですが、内装のユニークさでも演出できます。お店に熱帯魚が泳ぐ水槽を置いたり、お店のなかに庭をつくったりするなど、趣向を凝らすことで、お客様のなかに、「その店に行く理由」が生まれるのです。
ポイント3こまめな模様替えもポイント
お客様を定着させるために大切なことは、2つあります。1つは、ここにくれば期待したもの・サービスを提供してくれるという「安心感」。そしてもうひとつは、感性を刺激してくれる「小さな驚き」です。例えば、クロスの貼替えや置物などの刷新だったり、店内の置物や飾り物をハロウィン仕様やクリスマス仕様にしてみたりすれば、お店の空気感はそのままに、印象を変えることができます。安心感に小さな驚きをプラスすることで、お客様にまた次の来店への期待を抱かせることができるというわけです。
費用のプランニング
「理想の店舗のためなら、いくらでもお金を出せる」という方ばかりではないでしょう。どうしても譲れない部分ある場合は調達資金の上積みも視野に入ってきますが、そうでない場合は、優先順位を付けて特にこだわりたい箇所から設計に取り入れていきます。
また、店舗開店後の収支計画を事前に立て、初期費用の回収期限をあらかじめイメージしておくことも大切。初期費用は何年後くらいに回収可能なのか、あるいは「●●年後にはいくらくらいが回収できるから初期費用はこれくらい使える」といったことを事前にある程度頭に入れておけば、あとになってお金に困るリスクはぐっと下がります。
初期費用回収の見込み≒集客の見込みを予測する際に必ず考えるべきなのが、立地です。人通りの量やその地域周辺に集まる人の層を考え、収支計画を練っていきましょう。この際に特に大切なことは、「人の層」「交通量」「競合店の有無」の3つ。想定するターゲットの集客見込みはこの3つの要素を複合的に考慮しましょう。